<アトランティス 2>

アトランティス 時空旅行記
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タクシーから眺めるアテネの街は、想像よりも南国情緒にあふれていて、 いわゆるヨーロッパでもなくどこか中近東のテイストが感じられつつ、それこそ独特の雰囲気を醸し出しており、少しウキウキした気分になった。
ホテルは結構いいホテルで、オフシーズンと言えどもたくさんゲストが 泊まっているようである。やっと横になって爆睡したのは現地時間の午前2時。


アクロポリスの丘・パルテノン神殿

翌日は10時より午前中だけ半日市内観光。ビュッフェスタイルの朝食に あまり期待はしなかったが、豊富なメニューと意外な美味しさに感動しつつ、 旅行ハイ状態ということもあり、やたらたくさん食べてしまった。
大抵ヨーロッパの食べ物に関して言えば「甘過ぎる」「しょっぱい」 「しつこい」というのが多い感想だが、ギリシアは当てはまらないようだ。
朝っぱらから大皿に並べられた焼菓子の類を恐る恐る食べてみると、、
コレがどれも甘過ぎずむしろ素朴で美味しい!翌日からはおやつに持ち帰ることにする。

さて昨晩言われた通りホテルのロビーで現地ガイドさんを待っていると、 昨日とは違う女性が登場。我々の他にこのフリーパックツアーに参加しているのが 若い女性2人組ということも判明。チャーター・バスに乗り込む。 あー、らくちんらくちん。天気も素晴らしく良く、思ったより光が眩しい。
これは帽子が手放せないな。サングラス持ってくればよかった。
日なたにいると夏のような感じだが、風は冷たくてやはり上着は必要。

それでも日本の5月のような陽気で、やっとギリシアに来た実感が湧く。
お決まりのアクロポリスの丘、パルテノン神殿その他遺跡関係いろいろ、ではあるが、やはり本物は凄い迫力。ぜんぶ大理石でできてるってのが また凄い。それから神殿の柱を見ていて、ふと日本の戸隠神社奥社の 参道の両脇に続く大杉の幹を思い出した。
神さまはやっぱデカイのよね。

昼食は観光とセットになっていて、提携しているらしきレストラン(ギリシア語では「タベルナ」という)で「ムサカ」という茄子と 挽肉のラザニアみたいなものがメインのミニコース。香草がふんだんに 使用されており美味しかった。相変わらず量は多すぎるが。この分だと 調子に乗ってると丸々と肥えてしまう。帰国4日後には披露宴だというのに!


国立考古学博物館の中庭
オリーブの木の下で

お腹もいっぱいになって観光コースからも解放されたところで、 普通だったらさっそく街を散策してみるところだが、前日からの 睡眠不足と、ギリシアのシエスタ(昼寝)の習慣をいいことに、 ホテルへ戻って再び爆睡。
ギリシア人の朝は早く、夜も遅くまでワイワイ 楽しくやるのが好きだけれど、その分シエスタ(昼寝)をとる習慣がある。だから街のお店も午後2時〜5時頃までは閉店になってしまうのだ。

このシエスタの習慣はすっかり気に入ってしまった。というか、 時差ボケにさらに拍車をかけるようなもので、もう体内時計が 狂いっぱなしで、逆にそれが気持ち良くなってしまった。

夕方というか夜7時頃「はっ」と目が覚めた。本当はどこかへ 夕食を食べに街に繰り出そうと思っていたのだが、2人とも どうもダルくて外出するのがおっくうになってしまった。
そこで!物価が日本の3分の1〜半分であることをいいことに、ルームサービスで夕食を注文し、ゴージャスな気分に浸る。

翌日は午前中から国立考古学博物館をじっくりと見学。
クレタ、ミケーネ、エジプト、近代ギリシア、、、と 膨大な量の器、装飾品、彫刻、等々かなり見ごたえのある博物館で、特にミケーネの不思議な女性像は、宇宙人ぽくもあり、モアイっぽくもあり土偶っぽいものもあった。
クレタの器類によく描かれている渦巻きグルグル模様は、 宝達奈巳の「白い倍音の世界」の衣装のモチーフでもあり、 縄文っぽくもあった。
などと、自由に鑑賞して楽しんだ。

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