<アイルランド編>No.11
第11回 Bantryまでヒッチハイク
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おっ、今日は珍しく風がそれほど強くない。今日はこれからどこへ行こうか。ホテルのロビーにあるバスの時間を見てみたらOnly Summerが多く、しかも今日はSundayなので、1日に1本しかないとか、、、で、自動的に12:37pm発のSkull行きしか選択の余地がない。じゃあそれでいいや、と決定。 時間があるので日本の実家にコレクトコールしてみた。なんだか面倒でつながるまでに非常に手間ひまかかったというのに、お話し中。諦めて散歩したり。11:40pm頃、宿のおばちゃんに「バスはどこから乗れるの?」と尋ねると、「From here, but bus has gone.」と言う。しかも今、12:40pmだと。は?1時間違ってるんじゃ?と、きょとんとした顔をすると、新聞を出してきて見せるのだ。なーんと、今日からサマータイムでやんの!ガーン!しまった〜。ぜーんぜん頭になか った。Oh,no ! ですよ。だってもうバスは一切ないんだもの。どこへも行けないじゃないか〜。「You're missed in bus!」なんて〜。 そしたらおばちゃん、またもやヒッチで行けと。しかもSkullより Bantryのほうが行く人が多いだろうと教えてくれた。でもここから約30kmよ。えーいこうなったらもう、行けるとこまで行ってみよー!どうやらこっちではヒッチハイクって一般的交通手段のひとつみたいだし。出発間際におばちゃんと握手、「Good Luck !」と激励を受ける。
さぁ〜、これからがタイヘン。荷物をひきずり歩き、ヒッチ開始。今日はSundayで a lot of carなんだけど、家族でたくさん乗ってるパターンが多く、全然止まってくれんのよ。仕方ないので、後ろを振り向きつつ歩いていく、これが結構キツイのね〜。でもまだ雨が降ってる訳でもなし、風がそれほどでもないのが助かった。ま、景色ものどかだし、歩いてみなきゃ発見できないことや感じられないこともあるし。 おお、牧場の入り口から山羊がこっちを興味深そうに見ている。休憩しつつ2〜3時間は歩いたかな?や〜っと止まってくれた。ボロ車の30才くらいの人の良さそうなあんちゃん。Bantryまでは行かないけど、途中まで乗っけてってくれるって。ところが、道を間違えて歩いてきたことが判明、10分くらい走って別れ道のところで降ろしてもらう。あちゃ〜。しかしあのまま歩いてたら、どこへ行ったんだろう?さァ〜、また歩くのよ〜。
Bantryまであと12.5kmって書いてる。車は通らないし、来ても通りすぎていってしまう。とにかく歩くのよ〜。ああ、この荷物さえなければもうちょっと楽しいのにな。。。かなり歩いた。おっ、遠くに町らしきものが、、、しかし近づいてみると農家の点在する集落で、B&Bなんかはない。う〜、もう4:30pmをまわったというのに、、、不安。。。 あ、車の音、もう条件反射で作り笑顔に右手の親指立てて、、、おっ、あ〜っ、止まって くれたよ。しかもイイ車に乗ったかっこいいバアさん。Bantryの先まで行くと!いや〜、良かった〜!車に乗ると疲れが一挙に出る。しばらくお話をする。やはり「音楽を勉強 していて、アイルランドの音楽が好きだから来た。」というと非常に喜んでくれた。ところが15分くらいして、急に車が止まっちゃった。、、、どうやらこっちの聞き間違いだったらしい。Bantryまでは行かないけど途中まで、ってことだったのね。ま、とにかくお礼を言ってまた歩き出したけど、もうスピードもかなり落ち、ちょっと歩いてはすぐ休憩、という感じに。
ああ、これじゃ今日は野宿かしら、オオカミが出たら嫌だわ、などと考えつつ40分くらい歩いて、、、んー?車の音、、?ノロノロと走ってくるおんぼろのバン。これが、ヒュルル〜ン、と止まってくれた。ヒッピー風のカップルが乗っている。ありがたい!車なんて何だっていいのよー、乗っけてくれれば。しかも今度こそBantryまで行くって。あ〜、体中の力が抜ける。20分くらい?走って、遂にBantryに到着!やったー。着いた。ああ助かった。全く一時はどーなるかと思ったよ。足がもつれながらお礼を言って、すぐさまB&Bに。 も〜、さすがにダウン。バタン・キュウーですよ。なんかヒッチハイクっていうか、ほとんど歩いてきたようなもんだよな〜。結局、車に乗ってる時間なんかほんのちょーっと。もうヘロヘロ。髪はクシャクシャのバサバサ、手はボロボロ、腰はくだけ足は鉛のよう、、、その日の夜は、棒のように眠った。何時かわからないけど、どこからともなくあまりにも美しい音楽(ピアノかハープだった気がする)が聞こえてきた。夢だったのかな〜。結局わからずじまい。 |
次回はGlengarriffで可笑しなおっさんボビィと出会い、Garinish Islandsに強制連行!
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