<北欧編>No.3

第3回 湖だらけのカレリア地方

うすでに朝食のバイキングに飽きてきました。が、予算オーバーのホテル代を少しでも節約するために恥を捨て、パンやチーズなどを折り詰めにして昼食用に持って来つつ、中央駅で時刻表とにらめっこ。大まかな計画としては、カレリア地方のさらに北、サンタクロースの故郷と言われるラップランド地方を廻り、そのまま北上してノルウェイに入り、ヨーロッパ最北端の街ホニングスボーグまで行って、そこから船でフィヨルドを南下し、ノルウェイの首都オスロに向かうという、相当ダイナミックで無謀な予定でした。(地図を参照してください、、、)

ラップランド地方の主要都市ロヴァニエミまでヘルシンキから直通の急行列車で約11時間。素通りるのはもったいないので、途中の湖地帯カレリア地方を廻って行くことにしたのです。と言ってもの街に泊まるか等は「地球の歩き方」などを見ながら適当に決めました。まず第一目標は週末引のホテルがあるという理由で、イマトラという街。

央駅は日本でいう東京駅みたいなものでしょうか。発着掲示板はフィンランド語で全くわからないので、切符売り場だろうと思われる窓口で直接聞きました。「13:25発イマトラ経由Joensuu(読めない!)行き」なぜか指定席(気を利かせてくれたのでしょう、、)を購入。例のごとく待ち時間は2時間近くあるので、駅構内のカフェでハーブティーを飲みながら、イマトラから先のコースを時刻表を見ながら考えました。時刻表の見方は万国共通のようで、なんとなくわかりました。当時は電車の 旅が好きだったので、時刻表を見慣れていて良かった、と思いました。しかし乗り継ぎが時間的にうまくいかなくて、イマトラから先も途中下車して何泊かして、ロヴァニエミにたどり着くことが出来そうです。イマトラに着いてホテルがいっぱいだったらどうしようとか、今日は土曜だからツーリストインフォメーションは16:00に閉まっちゃうし(イマトラには16:41着)とか、そんな不安を抱えながら列車に乗り込みましたが、重厚でゆったりとした車内と、快晴のもとに広がる眩しい銀世界の景色に、そんな不安はふっとんでしまいました。約2時間半、景色はなだらかな丘陵と湖と森林。山と言える山は見ませんでした。

マトラに到着すると、すごい風で寒くて顔が痛い!ヘルシンキとはかけはなれた田舎の駅で、辺りには特に何もなく、ホテルも見当たりません。地図をなんとか手にいれ、目星を付けておいたホテルに向かいますが、あまりの強風と寒さのためタクシーで行きました。ああ出費がかさむ。荷物を降ろすのを手伝ってくれた運転手さんにチップをあげるのを忘れ、後悔しつつMARTINAホテルに到着。ヘルシンキのHospizホテルより綺麗で部屋も広く、しかも週末割引で安いのです。(日本だと週末は高くなるのに、逆なのです)街にでると、土曜なのでお店はもう閉まっていて、結局 また夕食はホテルのレストランですませました。(メニューがフィンランド語でよくわからないので、スパゲティーボロネーズを注文しました)パンとパイ生地の中間みたいな生地に、オートミールが入っている、カレリア風パイというのが意外と美味しかったです。

クルヌウン公園(雪に埋まってよくわからない)クルヌウン公園

日は近くの湖や野外博物館、クルウン公園を散策しましたが、モニュメントなどが例によって雪に埋ってよくわからないのです。(案内版だけあって、実物が見当たらないので結講笑えるんですが、、、)公園には トナカイ?やキツネの足跡がたくさんあって、妖精も出そうな雰囲気でした。しかし途中から雪が降ってきて物凄い吹雪で前が見えないくらいになり、慌ててホテルに戻りました。その日のレストランでは、店員さんが気を利かせて英語のメニューを持ってきてくれました。フィンランド人はなにかと親切です。しかしトナカイのステーキ(!)など珍しいものは高いものばかりなので、結局またパスタものにしました。ソースがクリーミーなうえに量が多くてちょっと胃がもたれてしまいましたが、、、。お茶が飲みたい感じでした。

の日にはイマトラを発ってKajaani(「カヤーニー」ですかね?)まで電車で、そこから先はバスで(それ以上北は電車は無理みたいです)オウルという街まで行きました。もっとも着いたのは 9:40pmですが。オウルはイマトラよりは開けていて、ホテルもすぐ見つかりました。街の一角に「中国茶」という漢字の看板を見つけて、お茶が飲めると思って駆けこんだら、ただのチャイニーズレストランでがっくり。お茶だけじゃちょっと入れません。「中国茶」なんて妙な名前を店につけないでほしいなーと思いました。あと、間違えて隣のバーに入ったときはちょっと恐かったです。そしてだんだん英語が通じる人が少なくなっていきます。しかしこちらもだんだんフィンランド語を覚え始めました。 駅はasema、よく見かけるのがkioski(キオスク)。ミルクはmaito。よく行く郵便局はposti、銀行は pankki、タクシーはTaksi、とまあ英語とロシア語の中間?みたいな感じです。でもテレビではほとんど英語で字幕にフィンランド語が出ます。輸入番組が多いのかな?

次回はラップランドの主要都市ロヴァニエミ、そしてノルウェ-に入ります。

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