<北欧編>No.4
第4回 ラップランドからノルウェーへ
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今回はラップランド地方の主要都市ロヴァニエミから。 ロヴァニエミに着いたのは午後2時頃。寒さがひどくならないうちに、ラップランド地方の民俗資料館というか博物館のような「ラッピアハウス」を見学。ここには原住民であるラップ民族の歴史や文化資料が展示してあります。実際、道や銀行でラップ人の民族衣装姿の方々を何人も見ました。カラフルな、チロル風というか、うまく説明できませんが、かわいい服です。自分達に誇りを持っているんだなあと思いました。ちなみに私の「To Lappland」という曲は、もちろんこのときに体感した幻想的な風景や自然のことを歌っています。 その後ユースホステルへ。今までのホテルとは違い、安いけれどシャワー・トイレ共同。食事も自分達で調達してきて適当に作りました。共同キッチンで、日本人青年と遭遇し、ちょっとお話しました。彼こそバックパッカー、詳しいことは忘れましたが、大きなリュックサックひとつでいろんな国を旅しているそうです。
翌日は大変でした。なぜかと言うと、道に迷ってしまったからです。ラップランド森林博物館に行きたかったのですが、どこでどう間違えたのか、全然違う、スキー場みたいなところに着いてしまいました。天気が良かったから助かりましたが、雪道を何時間も歩いてやっとの思いで帰ってきました。でもおかげで 、途中で放牧中のシカかトナカイ(鈴をつけていた)の群れに出会ったり、凍って雪が積もり陸路と化した川の上を歩いたり(スキーで滑っている人もいました)、なかなか楽しい思いもしました。 それにしてもフィンランドの人は本当に親切でした。電車やバスに乗るとき、そばにおじさん(紳士というべきですね)がいるとほとんどの場合、荷物を持ってくれるし、地図を片手にウロウロキョロキョロ、バス停を探していたら、こっちは何も言わないのに、困っているのを察してくれて道を教えてくれたり(これは若い人でした)、横断歩道では、車はたいてい止まってくれます。駅の中はもちろん、街のあちこちにKIOSKIやGRILLIがあって、ちょっとした飲み物や軽食が買えます。そのかわり(?)自動販売機はありません。とにかく物価が高いです。牛乳やヨーグルトなど乳製品は日本の半値ですが、例えばファーストフードでハンバーガー、ポテ ト、ジュースを頼むと900円くらいします。そして、山がありません。あったとしてもなだらかな丘陵です。まさに、「森と湖の国フィンランド」でした。というか、森と湖しかない、という印象です。でも綺麗です。
翌日、ロヴァニエミを出発し、バスでノルウェー入り一番目の街カラショク に向かいました。こちらでいう高速バスのようなものだと思います。途中、フィンランドの湖の中で最も美しいと言われるイヴァロ村のイナリ湖を通りました。当然凍って雪が積もっていましたが、なだらかな山と森林に囲まれ、とても綺麗でした。そこを過ぎるとだんだん山が多くなってきて、北極圏に突入。景色は相変わらず銀世界でほとんどモノトーンですが、見ていて飽きません。昼間なのに-12度という表示を見たときはちょっと身が引き締まりました。もっとも、天気が良く、暖かいほうだったのかもしれません。途中、トナカイの群れを 4回くらい見ました。 19:40頃、ノルウェーとの国境通過。バスの中でパスポートと荷物を検査されました。なんだか、ノルウェー人はフィンランド人と全然違って、態度が大きいというか、嫌な印象です。係官がたまたまそういう人だったのかもしれませんが。20:00頃カラショクに到着。運転手さんが気を利かせてか、ホテルの前に降ろしてくれたのはいいけど、そこは高すぎてとても泊まれません。友人と二人で顔を見合わせていると、フロントのお姉さんが親切にもお隣のコテージを教えてくれました。ここでもやはり親切!翌日は、お礼のつもりで高いほうのホテルのラウンジで、ブランチをとりました。ここはノルウェー と言ってもラップランド地方なので、ラップ人の民族衣装を着たおばあさんやおじさんによく出会いました。ロヴァニエミより多かったです。 |
次回はヨーロッパ最北端の港町、ホニングスボーグに向かいます。
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