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(長野県・諏訪)
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場所は中央道下諏訪 I.C.からR142を和田峠へ向かう途中、諏訪湖から 車で15分くらいのところ。数ある武田信玄公のかくし湯の中でも特に薬効が高く、人々を近ずけないように「毒沢」という恐ろしい名前をつけたと言われている。
私は前日に白骨温泉に泊まり、その日は乗鞍岳(畳平)、奈良井を経て、午後4時頃に到着。山の中腹、住宅地の中を「こんなところに?」と思いつつ、高台のはずれの国民宿舎「沢の湯」に到着。木造2階建てで、いかにもの「ひなびた湯治宿」まるだし。客室の窓に、てぬぐい(タオルじゃなくて)が干してある。間違っても若いカップルなど皆無なので、マイペースにふるまえる。客室は昔ながらの質素な和室ながら清潔で風通しが良く、窓には南アルプスが広がりなかなか気持ちがよろしい。ちゃんとTVもあるよ。
公共の宿にしては珍しく話好きのおばちゃんにすすめられ、宿から諏訪湖方面に下って20ほどの浮島神社近くの「万治の石仏」(モアイ似)までハードなお散歩。だってすごいんだもん、坂道。正に、行きはよいよい、帰りはこわい。ほとんどトレッキング。しかしその横を「今日は諏訪湖まで行くか〜!」「うぃーす!」と、どっかの元気な運動部員が駆け抜けていった。元気な若者は微笑ましいね。
それに比べてこっちはやっとのことで宿に帰還。ひと汗もふた汗もかいたところでいざ浴室へ!窓から夕陽が差し込み、非常に幸福感を味わう。浴槽は小さいが、他にお客さんがいなくて一人占め。透明な源泉が加熱され、暗いオレンジ色の湯がいかにも「効きそう」。
お湯は、酸性明ばん緑ばん泉という珍しい泉質で、効能は胃腸病、神経痛、貧血など。源泉は15度で、飲むと甘酸っぱいというかほろ苦いというか何とも不思議な味がした。きついスポーツドリンクとでも言いましょうか、、、?低温で保存すれば効力は変わらないそうで、ペットボトルで販売しているようであった。(置いてあるだけで、売っているという主張が感じられない)でも、市内からお湯に入りに来て、「鉱泉2つね。」と慣れた様子で買って帰っていくお客さんがいたから、きっとそうなんだろう。
夕食は、国民宿舎の中でも質素なほうだと思われる。というか健康食あるいはダイエット食と言えるのでは?他にお客さんは3組みほどで、静かにTV見ながら充分お腹いっぱいおいしくいただく。修行していると思えばよい。そうそう、薬湯の性質上、コーヒー、紅茶、緑茶はなるべく避けたほうが良いそうで、きゅうすの中身は麦茶でしたな。これも何ともいえない情緒があったわ。
翌日は霧が峰、車山、八島湿原をトレッキング。やはり午後4時頃諏訪湖に戻り周囲を散策して、「沢の湯」に連泊。1泊2食付6500円ですので申し分ありません!(97.7月)
尚、霧が峰、車山、八島湿原に関しては、94年7月の体験をもとに
「ひとり山歩き、ほとんど遭難状態」としてUPします。必読。
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