<宝達山2>

北陸路〜縄文のまちと宝達山 -2-
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翌日(8月22日)は快晴!10:00amにチェックアウト後、同じ建物の別室に控室をつくってもらい、そこで橋本さんと待機。あまりよく眠れなかったので、椅子を並べて寝る。すると「土器が来ました〜!」と、亀田さんが迎えに。現場に行くと、子供達がいっぱい。「縄文土器を作ろう!」という土器作り野外教室の真っ最中だった。

レプリカ縄文土器による「縄文楽器」レプリカ縄文土器による「縄文楽器」

テントに案内されると、小さめのレプリカ縄文土器と木や竹の棒がいくつか用意されていた。「わーいわーい」と、木の棒で叩いてみると、「こーん」という意外といい音がする。「お。これはホントに使えるかもよ。」そこからは私は周囲を顧みず没頭。大きさで音程も変わり、並べ方によっては結構イケル!あれこれ並べ替え、思いつきで「水を入れるとまた音程が変わったりして。」なんて言って、やってみた。すると本当に変わって、ちょうどいい具合に音程が揃った。こうなってくると「コンコン、キンコンコン、、」と、いろんなパターンで叩いて「いいねえ、いいねえ。」とはしゃぎながら、不思議とフレーズもでてくる。レプリカ縄文土器による、宝達式「縄文楽器」の完成である。
叩いていると、池田さんが「なんかガムランみたいにも聞こえる、、、東南アジアっぽいかも。」と発言。確かにそうかも。しかも、「縄文楽器」をフューチャーしようと思っていた池田さんの曲にキーがぴったり合った。これって偶然なんだろうか。

ステージのセッティングが整ってサウンドチェックができるまでは、まだまだ時間 がかかるということなので、一旦ポーレポーレの控室に戻る。いちいち亀田さんに車で送り迎えしてもらうので、なんだか申し訳ない。(でもちょっと偉くなった気分。)途中で「なんかみんな暑い中タイヘンなのに、あたし達だけこんなんで申し訳ないね〜。」などと言いながら、橋本さんとお昼のお弁当をしっかり食べる。そしてまたごろごろ。それも飽きて体操したり。侵入した昆虫の観察など。(それはコオロギのような虫で、バランス感覚を失ったのか妙な足の運び方をし、くるくる回ったりして狂っていた。)こういったイベントの場合、「待つ」のも仕事のうちなのだ。

リハーサルはバタバタリハーサルはバタバタ

そして4:30pm過ぎにやっとお迎えがきた。エレピ(電子ピアノ)の調律も完了し、サウンドチェック開始。まだ日差しが強くて暑い暑い。でも風が気持ち良い。後ろでは和太鼓グループがセッティングを始めた。本番では、オープニングに地元の和太鼓グループ「女組」が演奏し、それから池田さんの曲&照明効果、続いて私の「月の夢」、池田さんオリジナルの「春の夢」(ここで「縄文楽器」演奏)、私の「霧声」、それから金沢の和太鼓グループ「蘭」の演奏、そして私のピアノ弾き語りで「青い朝」、「地球の日」、最後に「成山」、できればアンコールで池田さんが用意したバックトラック(オケ)に全員が加わって何か演奏する、というプログラムだった。

当日までそれぞれは初対面である。和太鼓のグループは両方とも女性ばかりで、なかなか生きがいいというか賑やかである。でも私に対して妙に謙遜しているので、こちらとしては逆にやりにくかった。マイクの調整やモニターバランスなどやっているうちに、リハーサルをちゃんとやる時間がなくなった。照明のテストが行われ始める頃に、和太鼓のマイクセッティングが慌てて始まる。
「蘭」の演奏を聴いて私の和太鼓に対する規制概念が吹っ飛んだ。いい。地面を共振させる、そしておへその下あたりにブンブン響く。音楽的コーフン!池田さんがアンコール用の曲も「成山」の次に続けてやってしまいましょう、と提案。初めはバラバラに行動していた2つの和太鼓グループが同じ場所に太鼓のセットを組み、一緒に叩き始めた。池田さんのバックトラックをもとに、私はエレピを弾き始める。やっと「場」ができてきた。

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