|
●謎の座標
私は3人の若い女性をある場所へ連れていくのだが、
そこは普段はごく普通のお店の入り口にカモフラージュされていて、
ある時ある条件が整うと別の場所への入り口となり、
ある人だけが入れるのだ。
私はその別の場所の案内人である女性の指示に従って、
その3人の女性に 「実はこのドアがそうなのよ、ほら。」
とか言ってまるで魔法を見せるように隠し扉を見つけ、
「この先は下に行ったり軽く昇ったりよ。
この階段は来るたびに違うのよ。今も動いてる。ほら。」
と目の前で起こる摩訶不思議な事象を
ごく自然なことのように語るのだ。
そして半透明のエレベーターのような
四角い箱の乗り物に私達は入り、
「これで一気に移動します。」
と私はそれを操作しはじめる。
するとまるで地球の核にまで到達するかのような勢いで、
下へ下へと物凄いスピードで落ちていく。
かと思えば今度は
「ちょっとキツイかもしれないけど、これはまだ序の口。」
と言って右に左に上に斜めに、自在にその乗り物は動き回り、
「こうやって右も左も重力もわからなくなって、
それでもまだ動き続けて、
気が狂いそうになる寸前にパッと飛び出して到着します。」
と説明すると、その通りになった。
気がつくと乗り物は荒野にポツンと転がっていて、
あたりは砂を含んだ風が強く、でも天気は良く空もきれいだった。
潜伏する反政府組織あるいは
抵抗運動グループの秘密基地のような所に
案内人の女性が待っていて、一人一人に何か書いてある紙を渡した。
それには紙一杯の十字の交点を中心に、
違う大きさの同心円がいくつも 重なって描いてあり、レーダーのような、何かの地図のようでもある。
いくつかの地点に点で印がしてあり、それが一人ずつ違うのだ。
どうやらそれをガイドに何かを見る(見つける)らしい。
私が連れてきた3人の女性は初めてだが、私は知っているらしく、
思い出しているようであった。案内人の女性の他に何人か男性もいた。
それぞれが位置について、双眼鏡か望遠鏡のようなものを覗いては
手元のその図と比べたりする。私の隣の男性が
「今日は風が強いからこいつ(図の描いてある紙)を飛ばされないように
何か置くかテープで留めたほうがいいぜ。こいつを飛ばされちまったら、
ここではもうなくしちまったも同然。
こいつをなくしたらもう戻れないからな。」
と言う。もう戻れない、とは元の場所へ帰れないということらしい。
つまり死を意味するのだ。
そしてみんなで何を見ようとしているのか、それはこれから起こること、
未来、、、大きな未来、宇宙の秩序、といったものらしい。
それが人によって見え方が違うのだ。
私は、「そうね。飛ばされたら大変。」と言ってとりあえずレンガか
何かで紙を押さえて自分の持ち場を一旦離れ、
案内人の女性のところへ テープを借りに行く、、、
そこで起こされたのだった。
(入院中に見た夢:宝達奈巳)
|