■おばあちゃんにテレパシー
小学校3年生くらいのとき、夏休みのプール教室のある日、なぜかおばあちゃんが迎えに来ていた。
雨が降りそうなわけでもなし「どうしたの?」と聞くと、おばあちゃんが家で台所仕事をしていたら、庭のほうから「おばあちゃん!」と私の声がハッキリ聞こえたというのだ。それで私に何かあったんじゃないかと、心配で見に来たのだという。でも私はわりと泳ぎは得意なほうだったし、その日に危険な目にもあっていない。
当時おばあちゃんは70歳くらいでとてもボケてたとは思えないし(何しろ2002年春に93歳で亡くなるまで全くボケとは無縁でしっかりしてましたから)、そんなことはそれきりだった。真夏の暑い日差しの中、わざわざ心配して来てくれたというのがとても嬉しかったけど、結局その声のことは謎のままで、ちょっと気持ち悪かった。